2012年4月11日水曜日

インスブルック大学外傷センター

「ある程度研究の目途がたったら、手術を見学させてください。」
ということで、渡航前に外傷センターのProfと秘書さんにも連絡をしておりました。

インスブルック大学には整形外科がありますが、“手の外科”はありません。
手の外科の仕事は形成術など待機的なものも含めて外傷センターで担っています。

カンファレンスの見学と自己紹介を兼ねて、ご挨拶にうかがいました。
カンファの後、Profと少しお話をする時間をいただきました。

概要は、
医師数 50人(レジデント含む)
総患者数 1.5万人/年
ドクターヘリ出動回数 1500回/年 (ほぼ全例外傷)
とのことです。


この時に初めて知ったのですが、インスブルック大学病院全体の病床数は1600床あるそうです。インスブルック市の人口12万人に対し、1600床ですから大規模です。

理由はたくさんの観光客が余暇で入ってきて、Climbingやスキーで怪我をしたり、交通事故を多く起こすからだそうです。


外傷センター外観
河童のお皿みたいなところから確かに頻繁にヘリが飛んでいます。