2012年9月27日木曜日

ジャポンフェスティバル


フランスでは数年前からちょっとした日本ブームが来ているそうです。

日本食、マンガ、コスプレ、和柄の物が街でも目にとまります。

住んでみると、日本(人)を神秘的な、クールな存在として見ているような、そんな若干の勘違いを含む生温かい追い風を感じます。
 
ストラスブールで日本フェスティバルを開催しているというので行ってきました。

和菓子の実演、てんぷらの実演、たい焼きの実演、プリクラ、には大勢の人だかり。

フランスのパティシエが和菓子職人の手元を必死でビデオに写している姿が印象的でした。
 

和菓子職人さんの実演にはたくさんの人

漫画大好き。街ではコスプレしている若者も見かけます。

大宮のたい焼きも行列!
 

そしてそれらを取り囲む多くの“日本っぽい品物を売る出店”とたぶん日本にゆかりのない店員さん・・・。きっとフェスティバルの主催者もまだきちんとは日本を認識していないんだろうなと思いました。

2012年9月24日月曜日

ストラスブール


ストラスブールはパリから東に約450km(TGV2時間20)、ドイツとの国境沿いに位置するアルザス地方の一都市です。
 
 
 

古くはドイツ神聖ローマ帝国に属していましたが、フランス革命、プロイセン・フランス戦争、第一次世界大戦、第二次世界大戦、と戦争のたびにドイツとフランスに領有権が移りました。1944以降、フランスに属していますが、古くから住むご年配方は流暢にドイツ語を話します。そんな歴史背景もありEUの象徴的な都市の一つとして、現在は欧州評議会欧州人権裁判所、また欧州議会の本会議場を擁しています。

街の象徴となっているストラスブール大聖堂は18世紀に建てられ、旧市街は1988年にユネスコの世界遺産に指定されています。運河沿いに木組みの伝統的家屋が並ぶプチット・フランスの界隈も人気観光スポットです。これから1年、ここで生活します。

 
荘厳な大聖堂は街のシンボル

運河に沿って古き良き家屋が並ぶプティフランス


2012年9月17日月曜日

オーストリア研修の最後に

エコーの臨床研究も終了となりました。
研修中にお世話になった仲間たちがわざわざ仕事部屋に挨拶に来てくれました。

こちらに来た当初は、「相手にしてもらえて、研究ができれば儲けもの。最悪見学だけかも。」ぐらいに思っていましたが、
実際色々と自分の行動範囲が広がってくると欲が出てしまい、今は、
「もっとがんばっていればまだまだ沢山のことができたのではないか」とも思っています。

患者さんとのコミニュケーション、外来受診日のマネージメント、投薬のコントロール、家庭医の存在、etc...
細かくなりますが、海外で臨床研究をすることの難しさを痛感しました。
日本でやるほうがはるかに楽チンだと思います。
それでも、週5日間エコーの外来を見て、多くの臨床データを集めることを日本で行うことは不可能なわけで、それが留学のメリットなのかもしれません。

最後に、お世話になったPr.からプレゼントをいただきました。


オーストリアのワインとお菓子とお手紙
 
 

ありがとうございました。